青空文庫の作品案内
短い物語から読みたいときに。内容を確かめて選び、ルビ付きの本文を読む・音声で聴くところまで、登録せずに進められます。
作品紹介には、あらすじだけでなく、読みながら注目できる点と、読み終えた後に振り返る問いを添えました。解釈をひとつに決めるものではありません。
蜘蛛の糸
芥川 竜之介
極楽の蓮池から地獄を見下ろす御釈迦様は、かつて一匹の蜘蛛を助けた男を見つけます。その小さな善行をきっかけに、一本の糸が地獄へ垂らされます。短い物語の中で、救われたい気持ちと他人へのまなざしが対照的に描かれます。
羅生門
芥川 竜之介
雨の降る京都。仕事を失った下人は、荒れ果てた羅生門の下で行く当てもなく立ち尽くしています。夜をしのぐために門の上へ向かうと、思いがけない光景に出会います。生きるための選択と、善悪を判断する心の揺れを描いた短編です。
山月記
中島 敦
詩人として名を残そうとした李徴は、ある夜に姿を消します。翌年、旧友が山道で出会った虎は、人間の声で語り始めます。才能への自負と不安、人との距離、失った時間への思いが、友人との対話を通して表れる物語です。
走れメロス
太宰 治
妹の結婚準備のために町へ来たメロスは、人を信じない王の振る舞いに怒ります。捕らえられた彼は、友人を人質として残し、期限までに戻ることを約束します。信じることと疑うことが、帰路の困難の中で何度も問い直される短編です。
注文の多い料理店
宮沢 賢治
山奥で道に迷い、空腹になった二人の紳士が見つけたのは、西洋料理店「山猫軒」。入口から奥へ進むたびに、扉には新しい注文が書かれています。二人の会話と看板の文を追いながら、言葉の意味が変わっていく不思議な物語を読めます。
自分のペースで読む
まとまった時間がなくても、続きを自動保存し、気になった場所にはしおりを付けられます。難しい漢字はルビを表示し、文章を目で追いにくいときは日本語の音声に切り替えられます。
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全17,840作品の一覧
作品名の読み順で100作品ずつ掲載しています。各作品のページから版と出典を確認し、対応作品はそのまま読めます。著作権存続・非対応形式の作品も書誌を掲載し、原本をご案内します。