走れメロス
太宰 治 · 青空文庫
妹の結婚準備のために町へ来たメロスは、人を信じない王の振る舞いに怒ります。捕らえられた彼は、友人を人質として残し、期限までに戻ることを約束します。信じることと疑うことが、帰路の困難の中で何度も問い直される短編です。
読むときの見どころ
メロスは最初から最後まで同じ強さで走り続けるわけではありません。疲労や迷いが描かれる場面と、再び進み始める場面を分けて読むと、約束を守るという行動の意味が見えてきます。
読み終えたら
王の言葉、メロスの独り言、友人との会話では、「信じる」ことは同じ意味で使われているでしょうか。場面ごとの言葉の違いを確かめながら読むことができます。
ふらよみでの読み方
会話と心の中の言葉が続くので、人物の色分けや文単位の読み上げが役立ちます。音声を急がせすぎず、場面が変わるところで止めて前の段落を読み返す方法もあります。
通常表示は画面に収まるページめくりです。フラッシュ表示への切り替え、ルビ、文字サイズ、しおりも利用できます。音声はログイン不要のVOICEVOX:四国めたんで、初回は作成の待ち時間があります。読み上げと音声保存の手順も確認できます。
作品の出典
掲載するのは青空文庫の新字新仮名の版です。本文とルビ、底本や入力・校正の情報は青空文庫の図書カードで確認できます。青空文庫の原文も開けます。作品紹介と読み方の案内はふらよみによるもので、原文の一部ではありません。
著作権の保護期間が終了した原文を扱っています。青空文庫の書誌はCC BY 4.0。地域によって権利の扱いが異なる場合があります。音声を再利用するときは「VOICEVOX:四国めたん」の表記と音声の利用規約に従ってください。